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ASO(アプリストア最適化)とApple Search Adsの相乗効果と最適化方法

ASOとApple Search Adsの基本

ASO(アプリストア最適化)とApple Search Adsは、アプリのマーケティングにおいて重要な役割を果たしています。

それぞれのサービスの基本概念を理解し、その相互の影響を把握することが、アプリマーケティングの成功に繋がるのでこのページは必見です!!

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ASOは、アプリストアでインストール数を最大化させるための最適化手法です。アプリのタイトルや説明文、キーワード、アイコン、スクリーンショットなどを最適化することで、アプリストア上での露出を増やしたり、CVRを向上させることができます。

ASOは無料で行うことができ、継続的な効果が期待できる非常に重要な施策といえるでしょう。一方、Apple Search Adsは、アプリをApp Storeの検索結果で最上位に表示させる有料の広告です。

広告主は、キーワードを指定して広告を出稿し、ユーザーがそのキーワードで検索したときに、広告を表示することができます。広告は、検索結果の上位に表示されるため、ユーザーがアプリにアクセスしやすくなり、インストール数の増加が期待できます。

ASOとApple Search Adsの相乗効果

そんなASOとApple Search Adsですが、実は相互に影響を与え合うということをご存じでしたか?ASOとApple Search Adsの両者の基本を理解し、最適化と適切な広告戦略を実施することが、アプリの成功に繋がります。

それでは次の章でASAとASOの相互のメリットをそれぞれみていきましょう!

Apple Search Adsを実施することで得られるASOメリット

Apple Search Adsを活用することで、ASOにもたらされるメリットは2つあります。

1つ目のメリットは、Apple Search Adsを実施することで、キーワードごとのCVR(コンバージョンレート)がわかる点です。CVRは、広告がクリックされた回数に対してどれだけのユーザーがアプリを実際にインストールしたかを示す割合の指標です。

キーワード毎のCVRを把握することができれば、どのキーワード対策を行っていくべきかを明確に見定めることができます。不確定要素の多い中でASO施策を行うよりも、ASAの配信データからキーワード毎の正確なCVRを把握して対策を行うことが最も効果的と言えるでしょう。




2つ目のメリットは、Apple Search Adsを配信することで、狙ったキーワードの検索順位を高めることができる点です。App Storeでの各キーワード毎の検索順位は、様々な要素が掛け合わせられたアルゴリズムによって決められており、その要素の一つに「そのキーワードからの流入」があります。

この指標は、オーガニックからの流入数だけでなく広告からの流入も含めたものまで考慮されるため、Apple Search Adsで、そのキーワードからの流入数を増やせば検索順位が上がりやすい傾向にあります。これにより、ASOの効果を引き上げることが可能になります。

これらのメリットを最大限活用するためには、Apple Search Adsの運用方法にも工夫が必要です。予算の配分や入札戦略の見直し、広告クリエイティブを最適化すれば、さらなる相乗効果を生み出すことができるでしょう!


ASOを実施することで得られるApple Search Adsのメリット


ASO(アプリストア最適化)を実施することで、Apple Search Adsにもたらされるメリットもあります。
 
まず、ASOを実施することで、キーワードとアプリの関連性が向上します。関連性が高いと、ユーザーがキーワードを検索した際に、アプリが上位に表示される可能性が高くなります。

Apple Search Adsの広告出稿はオークションによって決定され、その内訳は、【入札単価×クリック率×品質スコア】のかけ合わせで決まります。

ここでの品質スコアとは出稿しているキーワードとアプリとの関係性を意味しているのですが 、この品質スコアはASO対策でも向上させることが可能なのです。

つまり、ASO対策により品質スコアを向上させることができれば、該当キーワードで広告を配信したときのの広告オークションにも良い影響を及ぼすことができるのです!

Apple Search Adsによるスクリーンショットの改善がASOの改善にもつながる


Apple Search Adsでは、ストアのプロダクトページに設定されているスクリーンショットが広告のクリエイティブとして活用されます。
そのためASO、Apple Search Adsそれぞれの最適化目的で行うクリエイティブの改善が、それぞれのパフォーマンスにもリンクすることになります。

クリエイティブ改善においては、作成したスクリーンショットの効果性を図る方法として、A/Bテストを活用することが一般的です。ただ、A/Bテストの場合、比べられる指標が限られており、改善案として作成したスクリーンショットが本当に効果的であるかが不明瞭な場合があります。
(A/Bテストで確認できる指標:ユニークインプレッション数、CVR、改善率、信頼度)




その場合、Apple Search Adsを活用したクリエイティブ改善が有効的かもしれません。Apple Search Adsのカスタムプロダクトページを活用すれば、広告グループ単位でスクリーンショットを設定することができ、CTRやCVRの改善幅を比較することができます。

スクリーンショット最適化のPDCAを的確に回していくためには、ASO、Apple Search Adsどちらの角度からも最適化を行うことが最も効果的だといえるでしょう。
Apple Search Adsのカスタムプロダクトページの活用方法に関しては、別に記事で詳しく紹介しておりますので、ご覧ください。


まとめ

いかがでしょうか?今回は、ASOとApple Search Adsの関係性について解説しました。ASOとApple Search Adsは相互に影響を与えあい、効果的に活用することでアプリの成功につながります。

アプリ運用では、ASOとApple Search Adsの関係性を理解し、効果的な戦略を立てていきましょう☆

基本的なASO【入門編】は別記事でおさらいできます!
こちらもぜひチェックしてみてください。

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