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AIで自動生成!アプリアイコン最適化の最新手法

アプリアイコンは、ユーザーがアプリを起動・インストールする前に最初に目にするクリエイティブです。アイコンはアプリの顔ともいえる存在であり、ユーザーにアプリの印象を与えるとても重要な要素のひとつです。

今回はそんなアプリアイコンを今流行りの「AI自動画像生成ツール」を活用した簡単な作成方法についてお伝えします!上手く活用できればかなりの工数削減に繋がるかも?
それでは、まずはアプリアイコンの役割から整理していきましょう。


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アイコンの役割

アイコンには下記のような役割があります。

①ホーム画面上での目印
②ブランドイメージの形成
③アプリストア上での新規ユーザーに向けた訴求

①ホーム画面上での目印
ユーザーがアプリを利用するには、必ずホーム画面にあるアプリアイコンをタップしてアプリを起動します。そのためアイコンはユーザーが見る機会が最も多いクリエイティブとなります。ホーム画面でアプリを見つけてもらうには、アプリのイメージに近く視認性の高いアイコンの設定が必要です。

②ブランドイメージの形成
アイコンはユーザーに見られる頻度が多いことから、ユーザーの中では「アイコン=アプリ」のイメージが成り立ちます。そのためアイコンはアプリのブランドイメージに合ったものを選ぶ必要があります。色やデザイン、テキストなどそれぞれの要素をできるだけブランドイメージに近い構成を心がけましょう。

③アプリストア上での新規ユーザーに向けた訴求
アプリをダウンロードする際にもアイコンは重要な役割を果たします。ストアでユーザーが目にするクリエイティブはほとんどの場合がアイコンであり、ファーストインプレッションの印象を左右します。ここではブランドイメージに加え、どんなアプリなのか直感的にわかりやすいアイコンにすることが好まれます。

以上のように、アプリアイコンはアプリの顔として様々な箇所で非常に重要な役割を果たしています。アプリ開発者は、アプリアイコンのデザインに十分な時間と労力をかけ、ユーザーにアプリの魅力を最大限に伝えるようにすることが求められます。

その上で、ここからは、、なんと、、
この重要なアプリアイコンを、AIを活用して自動生成しようという画期的なテーマでお届けして参ります!


AIでアイコン自動作成する方法

お待たせしました、ここからが本題です!

AI技術を活用したビジネスはここ数か月で飛躍的な進歩を遂げており、皆様もご存じのChatGPTを筆頭様々なジャンルでAIを活用したモデルが組み込まれています。

その中でも、前回はアプリマーケティング内でAIを活用できる方法としてChatGPTを活用したASO、Apple Search Adsの最適化手法をご紹介しました。

今回は「アイコン×AI」なので、AI画像自動生成ツールを活用していきます。AI画像自動生成ツールはMidjouneystable diffusion、最近では日本語対応もできるようになったImage Creatorが有名ですが、今回本記事ではMidjouneyを活用したアイコン作成をご紹介いたします!

Midjouneyの使い方

「Midjouney」は、指定されたプロンプト(指示)に合わせて、膨大なデータから画像を生成することができます。これをうまく活用することができれば、アプリマーケターは自分でデザインを考える必要がなく、キーワードを入力するだけで簡単に魅力的なアプリアイコンを作成することが可能になります!

Midjouneyを利用するには、Midjouneyのウェブサイトにアクセスし、「Discord」と呼ばれるコミュニティサービスを活用できるようにする必要があるので、事前にご準備ください。

準備がサクッと終われば、いざ画像生成へ...!

ここでは、いかに適切なプロンプトを出せるかがポイントとなります。
試しに可愛い柴犬のアイコンを作成してみましょう!
最低限必要なキーワードとしては「柴犬」「アプリのアイコン」、Midjouneyのプロンプトは英語対応のため、まずは翻訳ツールを使って英訳→「Shiba inu」「app icon」

たったこれだけでも、画像生成自体は可能ですが、求めているクオリティにはほど遠く、まだまだ適切なプロンプトが必要。

ここからよりアプリのアイコンらしくするためには

・アプリアイコンと同じ形状
・親しみやすい柴犬のデザイン
・背景や画像のタッチの調整

このあたりが必要そう。そしてたどり着いたプロンプトがこちら...

「squared with round edges mobile app logo design, flat vector app icon of a cute shiba inu face, minimalistic, white background」

そしてこのプロンプトから生成された完成品は、、こちら...!

上記プロンプトから生成された柴犬のアイコン

ん~!なんともキュートな柴犬のアイコン!kawaii!!
プロンプトを最適化すればこの通り、デザインの知識やスキルがなくてもこの通り簡単にアイコン作成ができます。

さらに、今回のプロンプトをベースに別のアイコンを作成するとこうなります!

「squared with round edges mobile app logo design, flat vector app icon of a rocket, minimalistic, white background」

上記プロンプトから生成されたロケットのアイコン

プロンプトのベースをつくってしまえば、色々な形に代用が可能です。角度の高いプロンプトの例は調べればいくつでもでてくるので、迷ったときはwebで調べてみるとよいでしょう!慣れてくればイメージ通りのアイコンをデザインすることができるため、活用できるようになればアイコン作成において強力な助っ人に...!

ただし、AIを使った作成にはいくつか注意点があります。

AI自動画像生成ツール利用の注意点

プロンプトをベースに自動生成されたアイコンは、他の競合アプリのアイコンと似たようなデザインになる可能性があります。また、自動生成されたアイコンがアプリの機能や特徴を正確に表現しているとは限りません。あくまでAIによって自動的に生成されたアイコンであることを理解し、必ず人の目で確認しそのアプリのアイコンに相応しいかを吟味する必要があります。

また、著作権や商標権の問題にも注意が必要です。先ほど挙げたように生成したアイコンが他のアプリや企業の商標と類似している場合、法的な問題が生じる可能性があります。またMidjouneyを活用して生成した画像を商用利用したい場合、Midjouneyの有料プランへの登録が必要です。利用する際は著作権や商標権の確認を十分にしておきましょう。


最後に

AIを活用すれば、今回のアプリアイコンのように、App Store上のクリエイティブはもちろんのこと、テキスト面(タイトルやサブタイトル、キーワードなど)も効率的に最適化することができます。

AIビジネス自体が成長途上であるため、AIを活用して必ずしも求めているクオリティのものができるとは限りませんが、今まで人の手のみで作り上げていたものをいよいよ自動化できる時代にまでなってきました、、

アプリマーケターとしてアプリをグロースさせていくには、取り入れる取り入れないは別としても、AIをうまく活用する術を一度じっくりと考えてみることは必要かもしれないですね!リバティーンズでも、今後もAIを活用したアプリビジネスの可能性をさらに探っていきたいと思います!一緒に進めていきましょう!レッツAI!

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