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ASO対策(アプリストア最適化)によってできるCVR最大化手法

今回は、弊社が強みとするASO対策を活用した”CVR”の最大化手法についてお話しします。

「CVRとはなんぞや?」という初歩的なところから、ASO対策でできるCVRの改善法まで細かく述べておりますので、是非最後までご一読ください!


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CVRとは

”CVR”とはコンバージョン率(Conversion Rate)の頭文字をとった略称のことを指します。
コンバージョン率とは、各アプリごとに設定した目標成果地点(CV)の発生割合を意味します。
目標成果地点(CV)は必ずしも同じ指標ではなく、インストールやアカウント登録、アプリ内購入アクションなどアプリに合ったコンバージョンの成果地点が設定されることが多いです。

アプリマーケティング広告運用においてCVRは非常に重要な指標であり、CVRの改善によってアプリの収益性を大幅に高めることが可能になります。

CVRが低い状態のまま広告の出稿を行い、設定した成果地点への発生回数自体を増やしたとしても、使った広告費に収益が合わずに全体として赤字になってしまうことも考えられます。広告効果を最大限高めていく上でもCVR改善はアプリマーケティングに携わる人にとっては必須の項目といえるでしょう。

成果地点の設定

CVRの重要性は理解いただけたと思いますが、アプリの収益性を最大限高めていくうえで、実際どのように成果地点を設定すればいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。

一般的にはアプリの収益モデルを把握したうえで最も収益が発生しやすいポイントに設定することが多くなっております。
下記にアプリジャンルごとで設定されやすい成果地点をまとめました!

①ゲーム系アプリ

・カジュアルゲーム
カジュアルゲームとは簡単な操作方法で短い時間にプレイできるジャンルのゲームアプリを指します。
ゲームをプレイしていく中で、やけに多く広告が表示された経験が読者の皆様にもあると思いますが、あれが一般的にカジュアルゲームに分類されるゲームアプリです。

カジュアルゲームの収益モデルはアプリ内広告の掲載によって発生するため、インストールを成果地点として、アクティブユーザーを増やすことでアプリ内広告の視聴回数を高めていくことが重要となります。

・購入型ゲームアプリ
購入型ゲームアプリとは、ストア上でアプリのインストール自体に購入のアクションが必要なゲームアプリを指します。そのためインストールを成果地点として設定することが多いです。

・アプリ内課金型ゲームアプリ
アプリ内課金型ゲームアプリは、名前の通りアプリ内で発生する課金によって収益を得ているゲームアプリを指し、ゲーム系アプリの中で現在最も主流の収益モデルになっております。
アプリ内課金型ゲームアプリで設定される成果地点は主に2種類あります。

1. インストール
アプリ内課金が収益モデルなのにインストールを成果地点とすることを疑問に思った方も多いことでしょう。

例えば、リリースして間もないアプリは、どんなにアプリ内容が優れていても、インストールしてゲームをプレイしてくれるユーザーが少なければ収益の最大化には繋がりません。
そのため、まずはインストールまでを成果地点として設定し、インストール数やアクティブユーザー数を増やすことにフォーカスし、次の成果地点として課金を設定することが多くなっております。

2. ユーザー課金
一般的にアプリ内課金型ゲームアプリの多くは、課金までを成果地点として設定しています。
ただアプリごとの収益が「1インストール辺りの平均課金額 × インストール数」で決定されることからも、課金を成果地点として重要視しつつ、日々のインストールもしっかりと追っていくことが収益最大化には必要な考え方となります。

そのため、ある程度ユーザーを獲得できたとしてもインストールが重要な指標であることはリリース直後とあまり変わりがないです。

②非ゲームアプリ

・無料ツール系アプリ
無料ツール系アプリの多くはカジュアルゲームの場合と同様、収益がアプリ内広告の掲載によって発生するため、インストールを成果地点として設定することが多いです。
また会員登録も成果地点として設定することが多くなってます。
これはインストールしても会員登録をしなかったり、アプリを開かずに消してしまうユーザーも多いことから、単にインストールで追うのではなく、より意欲の高いユーザー指標として識別できるからです。

・EC型アプリ
EC型アプリ(通販アプリやフリマアプリ)はアプリを通じて、実際に商品を購入してもらうことで収益を得る収益モデルです。そのため購入までを成果地点と設定することが多くなっております。
これもアプリユーザーが少なければCVRが高かったとしても、収益の最大化には繋がらないため、インストールを成果地点として重要視する場合もあります。

アプリ内課金と同様でEC型アプリ(フリマアプリ)に関してもインストールも追っていくことが重要であることが分かったかと思います。

・データ型アプリ
データ型アプリとはアンケートアプリや家計簿アプリ、レシートアプリなどに多く見られるアプリ内で得たユーザーデータを外部に提供することで収益を得ているアプリを指します。

これも設定される主な成果地点はインストール、会員登録、アプリ利用になりますが。これらはアプリの成長段階によって設定する成果地点が変わってきます。

インストール数・アクティブユーザー数を既に確保できているアプリは、会員登録やアプリの利用回数を成果地点として設定することが多くなっており、インストール数・アクティブユーザー数が少ないアプリは、インストールを成果地点とすることでアプリの利用率などを算出して課題を洗い出し、インストール数が確保出来た段階で次の成果地点を設定することが多くなってきます。

例として挙げたもの以外にも、非ゲーム系アプリに関しては、収益モデルに基づく様々な成果地点が設定されています。

ASO対策でできるCVRの改善

ここまではCVRやアプリ毎に設定される成果地点についてお伝えしてきました。ここからは、実際にどのようにCVRを上昇させていくのか説明していきたいと思います。

CVRの上昇にはアプリ内容を改善していくことが一般的な施策にはなりますが、実は比較的に取り組みやすいASO対策からもCVRを大幅に上昇することが可能となっております。

ASO対策によるCVR上昇には2つの要素から改善が可能です。

・クリエイティブ

ユーザーがアプリをインストールする際は、webから経由したとしても必ずアプリのプロダクトページに遷移します。
アプリのプロダクトページにはストアクリエイティブとしてアプリのアイコンやスクリーンショットが設定されているため、各アプリごとに設定した目標地点までの意欲度の高いユーザーに刺さるストアクリエイティブを作成することでCVRを上昇することができます。

例えば、ゲーム系アプリの場合、実際のプレイ画面や登場するキャラクター、ゲームの特徴などをストアクリエイティブ上で訴求することで、アプリのゲーム内容にマッチした意欲度の高いユーザーを獲得できるようになり、CVRを上昇しやすくなります。
また広告配信を行っている場合は、CVRの上昇により1回の成果までにかかる費用も抑えることができるため広告効果も高めることが可能になります。

ストアクリエイティブの中でも特にスクリーンショットは、プロダクトページ内の占有率が高いことから訴求できる内容も多くなるため、対策を行うことによってCVRも上昇しやすくなります。

・ユーザーレビュー

CVRの上昇にはユーザーレビューもかなり重要な要素となってきます。
ユーザーはアプリ内で何かアクションを行う際には、半分以上がレビューを確認してからアクションを行うか判断をするため非常に重要な要素となっているのです。
各アクション前のレビューを確認する割合は以下のようになっています。

参考文献:https://www.alchemer.com/resources/blog/mobile-app-ratings-and-reviews/

ここでアプリ内レビューには2つ種類があるためそれぞれご説明いたします。
レビューについては改善方法など別の記事にて詳しく紹介しているため、こちらを参照いただけると幸いです。

https://journal.liberteenz.jp/n/n129cc7f14175

ここまでが収益最大化に向けたASO改善によるCVR上昇施策になるのですが、いかがでしたでしょうか?
ASOをしっかりと対策することで認知獲得のみならず、CVRの上昇による収益最大化までも行えるようになるのです。
このことからもアプリにとってはかなりASO対策が重要になることが分かったかと思います。

以上がASO対策でのCVR改善方法になります!
この記事をご覧になった方に何か1つでもお役に立てれば光栄です。
他にもアプリ周りに関する記事を多数掲載しておりますので、是非ご覧ください!

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